青年海外協力隊の思い出②

ころんず訪問看護ステーション

046-259-5705

〒242-0001 神奈川県大和市下鶴間692-2ひかりビル103

営業時間/8:30〜17:30 定休日/土日・12月30日~1月3日
※土日の訪問の対応も可能ですのでご相談ください

青年海外協力隊の思い出②

2019/04/11 青年海外協力隊の思い出②

南太平洋の島フィジーでは首都の病院にいましたが、フィジーの首相が入院された時、ひょんなことから専属担当となりました。フィジーはラグビーで有名ですが、軍隊上がりの首相で、とても体格がよく、見かけより優しく尊敬できる方でした。病室の入り口には軍人が立っており、緊張しましたが、早々に顔を覚えて頂き敬礼をされ病室に通していただいたのを覚えています。血圧や血糖を測定したり、たわいもない話をする程度の看護でしたが、よい経験をさせていただきました。ただ困ったのは糖尿病で入院している首相の家族が、ごちそうを病室に持ってきて毎日私にもてなしをしてくれたことです。治療食を食べている首相の側で、食べれるわけがないではないですか?結局「食べて」「食べて」の声に負けて頂きましたが・・・。

南太平洋特有かもしれませんが、糖尿病や心疾患が多く「太っているほど幸せ」という文化もあり、大関級の方を多く見かけます。バスの隣の席に座られると、よくこちらが飛びはねていましたし、あの頃フィジーでも流行っていたエアロビクス教室に行った時は、床が抜けるのではないかと思う恐怖感がありました。

性格はとても温厚で汗かきで・・・大好きでした。

男性も優しく、喧嘩をしてけがをして入院してきた時など、ガックリとうなだれて恥ずかしそうにしていました。消毒の際も必死で痛みを我慢して声を出さない姿には可愛ささえ覚えたものです。

 

 

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ころんず訪問看護ステーション

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