ころんず訪問看護導入心得

自宅で老々介護、一人暮らしの高齢者など、訪問看護を必要とされる方はいろんな背景があります。

健康管理（異常の早期発見）、薬の管理、食事指導などをさせて頂く場合、

薬の管理も「自分でずっとやってきた」、食事だって「自分なりに気を付けている」と自信があるでしょう。

そこに「看護師が指導」という態度で訪問を始めては、他人が家に入ってくるわけですから拒否感があるのも理解できます。

塩分を控えなければならない方には、生活情報をうまく聞き出した上で、

「１日２回食べている漬物を１回にするだけでも随分違いますよ。我慢できるか１週間だけやってみませんか？」と

制限するきっかけを作るような声掛けをしています。

信頼できる、何でも話せる看護師であること、そして何より「空気」のような存在であることが重要だと思います。

静かにスーッと訪問し、優しく指導やケアをして、またスーッと帰っていく…

そんな存在でありたいです。